フィルムから始めるのはアリか?
ライカといえばフィルム。これはもう半分くらい事実です。
ただ、そのイメージのまま勢いで始めると、普通に心が折れます。
理由はシンプルで、フィルムはちょっと面倒だからです。
現像に出して、数日待って、やっと結果を見る。しかも失敗してることもある。デジタルに慣れていると、このテンポはなかなかの試練です。
とはいえ、この“面倒さ”がそのまま面白さにもなります。
なので結論としては
👉 フィルムから始めるのはアリ。ただし覚悟は少し必要です
フィルム撮影のリアル
いいところだけ並べると、それっぽい記事になります。でも意味ないので現実も置いておきます。
・質感や空気感はやっぱり独特
・一枚を丁寧に撮るようになる
・写真に時間が乗る
その代わり
・1本ごとにお金がかかる
・すぐ確認できない
・普通に失敗する
この“ちょっと不自由な感じ”を楽しめるかどうかが分かれ目です。
ライカのフィルムは基本M型
フィルムライカといえば、ほぼM型です。
ピントは手動、露出も自分で決める。つまりカメラが全部やってくれるわけではありません。
ここで一つだけ覚えておくと楽です。
👉 どれも似てるけど、ちゃんと性格が違う
まずはここから:Leica M6
最初の1台として一番現実的なのがM6です。
理由は単純で、露出計がついています。
ファインダーの中に目安が出るので、「何も分からない状態」にはなりにくい。完全マニュアルではありますが、ちゃんと補助がある。
・露出計あり
・比較的扱いやすい
・中古流通も多い
👉 “ちゃんと撮れるフィルムライカ”
最初に変な苦労をしたくない人は素直にこれでいいです。
ちょっと不便で、ちょっと楽しい:Leica M3
M3は1954年のカメラです。
当然ですが露出計はありません。全部自分で決めます。
これだけ聞くとただの不便なカメラなんですが、不思議と使っていると楽しくなります。
特に50mmレンズとの相性が良く、ファインダーの見え方は今でもかなり評価が高いです。
👉 “撮ること”にちゃんと向き合うカメラ
ただし、楽ではないです。最初から選ぶなら少し覚悟がいります。
M2 / M4という少し通な選択肢
ここまで来ると気になるのがこのあたりです。
M2やM4も同じM型ライカですが、細かい設計が違います。
M2は35mmレンズを使いやすい構成で、スナップ向き。M4は操作性が整理されていて、フィルムの扱いもスムーズです。
ただしどちらも露出計はありません。
👉 分かってくると楽しいけど、最初から行くとちょっと遠回り
まずはM3かM6を基準に考えて、余裕が出てきたら検討するくらいがちょうどいいです。
新品で始めるという選択|MP / M-A
ここまで中古前提で話してきましたが、実は新品でも買えます。
MPとM-Aです。
MPは露出計あり、M-Aは完全機械式。どちらも現行モデルです。
最大のメリットは
・新品で安心
・コンディションを気にしなくていい
・長く使う前提で作られている
その代わり、価格はちゃんとライカです。軽い気持ちで買うものではない。
ただ、「どうせ長く使うなら最初からちゃんとしたものを」という考えなら、むしろ合理的でもあります。
初心者がつまずくポイント
ここは軽く流されがちですが、ちゃんと見ておいた方がいいです。
・露出が分からず失敗する
・ピント外す
・コストが気になって撮らなくなる
👉 “慣れるまでの壁”は確実にある
ここでやめる人が一番多いです。
フィルムの魅力は「時間」
フィルムで撮ると、どうしても時間が挟まります。
考えて、撮って、待って、見る。
この一連の流れがそのまま写真に影響します。
デジタルみたいにすぐ確認できない分、一枚にちゃんと意識が乗ります。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、この“時間の介在”がフィルムの魅力です。
結論|迷ったらこう選ぶ
まとめるとシンプルです。
・安心して始めたい → M6
・撮ることを味わいたい → M3
・少し慣れてきた → M2 / M4
・最初から新品で行く → MP / M-A
ライカのフィルムはどれも少し面倒です。
でも、その面倒さを受け入れたときに、ちゃんと面白くなります。
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